藤岡市議会9月定例会 一般質問のご報告

今回の定例会では、以下の2点について一般質問を行いました。

  1. 地域防災の確立について(小野地区豪雨を踏まえた災害対応)
  2. 農園団地の現状と今後の展望について

1.地域防災の確立について

7月4日の豪雨で、小野地区では最大50センチの冠水や車の立ち往生、小学校の休校など、市民生活に大きな被害が出ました。
恒久的な排水対策の完成には数年を要するため、当面の暫定措置が重要です。

主な提起内容

  • 調整池の拡張、ポンプ増設などによる応急対策
  • 避難所不足の解消、要配慮者への個別避難計画の推進
  • 防災士ネットワークの構築による「共助」の強化

市からの答弁

  • 調整池拡張工事・ポンプ増設を進める
  • 堰の運用改善や土砂撤去を実施
  • 防災士協議会設置を検討

議員としての想い

防災は「公助」と「共助」が両輪です。行政と地域が力を合わせてこそ、市民の命と暮らしを守ることができます。私は引き続き、現場の声を市政へ届けてまいります。


2.農園団地の現状と今後の展望

「やよいひめ」を核にした農園団地は、市農業の未来を担う重要事業です。しかし応募が進まず、区画が埋まらない現状があります。

主な提起内容

  • 応募が進まない要因(技術習得・資金負担)への対応
  • 「ここで農業を始めたらどうなるか」という将来ビジョンの不足
  • 6次産業化を核とした新たな展望の提示

市からの答弁

  • 相談件数はあるが応募には至っていない
  • 技術習得支援やPR活動を強化
  • 「やよいひめさん」を活用したブランド発信やイベント開催を継続

議員としての想い

農園団地は「地域農業の未来を示す旗印」です。就農希望者が「ここならやれる」と思える環境づくり、6次産業化を見据えた仕組みづくりを、市と共に進めてまいります。


結びに

防災も農業も、市民の暮らしと未来を守るための柱です。
これからも行政と地域の力をつなぎ、誰もが安心して暮らせる、誇れる藤岡をつくるために全力で取り組みます。