~高齢者の移動支援と地域づくりを学ぶ~
8月18日・19日の2日間、会派シン・フジオカで神奈川県秦野市、静岡県御殿場市を行政視察しました。
今回の主なテーマは、高齢者の買い物や通院などを地域で支える「住民主体の移動支援」です。
秦野市では、社会福祉法人の車両を地域ボランティアが運転する方法や、ボランティア自身の自家用車を使った個別送迎など、地域の実情に応じた複数の取組が行われています。また、認定ドライバー養成研修、保険、安全管理、利用者登録など、活動を継続するための仕組みも具体的に整えられていました。
御殿場市では、社会福祉協議会や生活支援コーディネーターが地域の困りごとを拾い上げ、住民、社会福祉法人、行政などをつなぎながら、移動支援を複数の地域へ展開しています。単なる送迎サービスではなく、地域の支え合いの中から活動を生み出し、育てていく仕組みが大変参考になりました。
また御殿場市では、追加調査として富士山樹空の森、富士山木のおもちゃ美術館、図書館「ほんてらす」を見学。市議会議場を夏休み期間中に「学習室」として開放する取組も見ることができました。既存の公共施設を、市民の学びや交流の場として柔軟に活用する姿勢も印象的です。
さらに、市役所へ向かう際の何気ない会話をきっかけに、コミュニティFM「富士山GOGOエフエム」と御殿場市との連携についても説明を伺う機会をいただきました。
御殿場市ではFM局へ出資するのではなく、必要な番組制作や放送枠を委託契約で購入し、災害時には協定に基づいて情報を発信する仕組みとなっています。民設民営を基本としながら、行政が地域メディアを公共的な情報発信に活用する考え方は、藤岡市の情報発信や防災を考える上でも参考になる事例でした。
今回の視察では、秦野市から移動支援の「始め方」を、御殿場市からは「広げ方・続け方」を学ぶことができました。
それぞれの取組をそのまま藤岡市へ持ち込むのではなく、地域の実情に合わせながら、藤岡市に合った持続可能な仕組みづくりにつなげていきます。
視察を受け入れ、ご対応いただいた秦野市、御殿場市の皆様に改めて感謝申し上げます。



