藤岡市議会第5回定例会一般質問 報告

12月議会において一般質問を行いました。
今回のテーマは、地域づくりセンターを核とした地域課題への対応と、地域と行政の協働のあり方についてです。

地域を歩き、多くの皆さまの声を伺う中で見えてきたのは、高齢化や人口減少、担い手不足、地域コミュニティの弱体化などにより、地域の困りごとが一つひとつ独立しているのではなく、複雑に重なり合い、連鎖しながら広がっている現実です。
移動手段の不足、買い物や通院の負担、高齢者や子育て家庭の孤立、防災力の低下、学校と地域のつながりの弱まりなど、暮らしの課題は生活全体に関わるものとなっています。

こうした現状を踏まえ、私は、地域づくりセンターが単なる貸し館機能にとどまらず、地域の課題を受け止め、関係者をつなぎ、解決へ導く「地域の拠点」として、より機能を高めていく必要があることを訴えました。
また、地域の課題は福祉、交通、防災、教育など複数分野にまたがるため、行政内部の横断的な連携や、地域コーディネーターが動きやすい体制づくりの必要性についても取り上げました。

さらに、学校と地域との関係についても質問しました。
登下校の見守り、保護者負担、地域行事との連携、子どもの居場所づくりなど、学校で生じている課題は学校だけの問題ではなく、地域全体で支えていくべき課題です。人と人とのつながりに頼るだけでなく、継続的に連携できる仕組みづくりが重要であることを指摘しました。

加えて、地域の課題は長期に続く一方で、支える側は任期や異動で交代していくという構造的な課題についても取り上げました。
この点に関連し、先進事例として視察した雲南市の取組にも触れ、地域が主体的に動き、行政が伴走する形で、継続的に地域力を高めていく仕組みの必要性を訴えました。

市からは、地域課題が複合化・連鎖化・長期化していることへの認識が示されるとともに、地域づくりセンターを住民に最も身近な相談窓口として位置づけ、関係部署や地域づくり協議会、学校などと連携しながら対応していく考えが示されました。
また、地域コーディネーターの役割強化や、継続的な体制整備の必要性についても答弁がありました。

今回の一般質問を通じて改めて感じたのは、藤岡市には地域づくりセンターや地域組織、学校とのつながりなど、多くの土台がすでにあるということです。
今後は、それぞれの点を線で結び、面として地域力を高めていくことが重要です。

これからも、地域の声を丁寧に受け止めながら、暮らしを守り、人を育て、地域のつながりで藤岡の未来をひらくという視点で取り組んでまいります。