今回の定例会では、以下の2点について一般質問を行いました。
- 地域防災の確立について(小野地区豪雨を踏まえた災害対応)
- 農園団地の現状と今後の展望について
1.地域防災の確立について
7月4日の豪雨で、小野地区では最大50センチの冠水や車の立ち往生、小学校の休校など、市民生活に大きな被害が出ました。
恒久的な排水対策の完成には数年を要するため、当面の暫定措置が重要です。
主な提起内容
- 調整池の拡張、ポンプ増設などによる応急対策
- 避難所不足の解消、要配慮者への個別避難計画の推進
- 防災士ネットワークの構築による「共助」の強化
市からの答弁
- 調整池拡張工事・ポンプ増設を進める
- 堰の運用改善や土砂撤去を実施
- 防災士協議会設置を検討
議員としての想い
防災は「公助」と「共助」が両輪です。行政と地域が力を合わせてこそ、市民の命と暮らしを守ることができます。私は引き続き、現場の声を市政へ届けてまいります。
2.農園団地の現状と今後の展望
「やよいひめ」を核にした農園団地は、市農業の未来を担う重要事業です。しかし応募が進まず、区画が埋まらない現状があります。
主な提起内容
- 応募が進まない要因(技術習得・資金負担)への対応
- 「ここで農業を始めたらどうなるか」という将来ビジョンの不足
- 6次産業化を核とした新たな展望の提示
市からの答弁
- 相談件数はあるが応募には至っていない
- 技術習得支援やPR活動を強化
- 「やよいひめさん」を活用したブランド発信やイベント開催を継続
議員としての想い
農園団地は「地域農業の未来を示す旗印」です。就農希望者が「ここならやれる」と思える環境づくり、6次産業化を見据えた仕組みづくりを、市と共に進めてまいります。
結びに
防災も農業も、市民の暮らしと未来を守るための柱です。
これからも行政と地域の力をつなぎ、誰もが安心して暮らせる、誇れる藤岡をつくるために全力で取り組みます。